タイラより発信中

映画と漫画と総務の知識。

短編小説作品

小説を書いてます。 SF的な同一世界観を舞台にいろいろな 人々の出来事を描いてます。 よろしければ、お暇つぶしにでもどうぞ。

女子高校生Kは平凡な改造人間である。

2048年7月のある日。真夏日で近くの高校のグラウンドに立つ広葉樹の青葉の緑が深い。 校内で昼休みが始まる。 6年前に終わった第二次極東紛争の戦後の騒乱はまだ続いている。 極限ギリギリの技術革新は近代殺戮兵器に加え、ロボット兵器や、サイボーグども、…

予知能力者(プレコグ)は恋の未来を予見するか?

2056年7月のある日。ビル街の街路樹に一本だけ うす紫の朝顔がか細く巻き付いて咲いている。 人々はその横を見向きもせず歩いて行く。 朝顔は太陽の方向を向こうとしていく。 これまでたくさんの人が死んだ。無駄に死んだ6年前に終わった第二次極東戦争の戦…

弾丸は蒼いバラを越えて。-後編-

工場を訪れた志野は冴島に用向きを話し出した。 娘がいなくなったので探している、 月雄のもとに行っているか確認を取りたいが連絡が取れないという。 言葉に焦りといら立ちが隠せない様子である。 志野は長い髪を後ろで巻髪にし、 白の半そでシャツに紺色の…

弾丸は蒼いバラを越えて。-前編-

蒼いバラの花ことばは「不可能」であったという。 品種改良によっても蒼いバラを作ることが不可能だったからである。 しかし研究の末、2000年代初頭に遺伝子操作によって作り出す事に成功した。 その時、花言葉は「夢叶う」に変えられた。 場尻月雄は優しい…

ツンデレ機械人間(女子)は近未来戦争後に恋をする

異変はその日の夕方、兄の正によって気づかれた。 女は「しまった。」とだけ思った。 女はその街の裏通りの一角に兄、冴島正と共に暮らしている。 「リンゴ、この男は誰なんだ?」 正が板チョコをくわえながらを尋ねる。 女の名は、リンゴ。 セーラー服を着…

予知能力者(プレコグ)よ、鎮魂歌を歌え。

この物語は2048年の近未来戦争後と言う設定を舞台としている。 その世界にも歌や踊りと言った芸能界があり「飛崎ミユ」というトップアイドルが活躍していた。 これから始めるのは、その「飛崎ミユ」が世に出る少し前の物語である。 その男が人を選ぶときは「…